お祈りトレーダーの日常

日々、神様にお祈りを捧げながらトレードをしている20代投資家。投資歴は5年。後ろから神に見られているのか、取った行動が全て裏目に出てしまう。主に資産(金、物、人)、日々の日常についての記事を書いていきます。

【過去最大の14.8兆円赤字】年金を運用するGPIFとは??

 

こんばんは。宇治まっちゃです。

 

公的年金を運用するGPIF(年金積立金管理運用独立行政法)が去年の10月~12月の第3四半期で14.8兆円の赤字になったとのことです。

 

ここ最近の世界同時株安が原因です。

 

以前に比べ株式による運用比率を高めているため、今回起きた株安の影響をもろに受けたのでしょう。

 

 

単純にこのニュースを見ると「将来もらえる年金が少なくなる」とか「自分たちが払う税金の額が増える」と不安になる人もいると思います。

 

では、そもそもこのGPIFとは何なのでしょうか。

 

何故年金を運用するのでしょうか。

 

今回はこのGPIFについて書いていきたいと思います。

 

目次

 GPIFとは

GPIFとは【Government(政府) Pension(年金) Investment(投資) Fund(基金)】の略で、日本語では【年金積立金管理運用独立行政法人】と言います。

 

これは厚生労働省が管理する独立行政法人で2006年に設立したものです。

 

年金を運用しそれで得た収益を年金給付の財源としています。

 

GPIFは世界最大の投資ファンド

GPIFの運用資産額は150兆6,630億円(2018年度第3四半期末現在)

 

この金額は世界最大です

 

次に多いのがノルウェーの政府年金基金で100兆円越(詳しくは分かりません)。

 

断トツに多いことが分かります。

 

年金を運用して大丈夫なのか

「運用して年金が減ったらどうするの?」って思う人も多いはず。

 

GPIFのHPでは【運用によって得られるリターン(収益率)は、短い期間では「プラス」や「マイナス」に大きく振れますが、年金は長期間にわたって給付を行うものであるので、年金積立金の運用にあたっても、長期的な観点を持って、必要なリターンを最低限のリスクで確保することを目指すこととしています。】

 

と書いてあります。

 

つまり短期的な利益、損失はあまり関係ないということです。

 

長期的にみてプラスになるように運用されているということですね。

 

今回の14.8兆円の損失もこの短期的な損失なのでしょう。

 

ちなみに、年金を運用をし始めたのが2001年で、累積56.6兆円の黒字となっています。

 

リーマンショックを経験してもプラスに推移しているということですね。

株式運用の割合が増えている

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まず2008年の資産構成比です。 

 

2008年の運用資産額の構成比では【国内株式9.46%】【外国株式6.66%】です。

 

次に2018年を見てみましょう。

 

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2018年の運用資産額の構成比では、【国内株式23.72%】【外国株式24.29%】です。

 

2008年に対して2018年の構成比は、国内株式は+14.26%、外国株式は+17.63%なっています。

 

国内債券は-47.7%と半分ほど割合が減っています。

 

2014年に年金の運用割合を債権から株式に大きく移していきました。

 

理由は国内の金利が低く、国債で運用してもあまり収益を得られる見込みがなかったからです。

 

プラス株式の割合を増やせば株価の上昇も見込めます。

 

ちなみに2014年の日経平均は15,000円~16,000円です。

 

現在は20000円を超えているので結果的には株式の割合を引き上げてよかったと思います。

まとめ

今回の赤字は短期的な損失なのでしょう。

 

国の記者会見で、今回の赤字が年金に与える影響はないとしています。

 

実際、GPIFが運用している資金は150.6兆円なので今回の14.8兆円の赤字は、-9.8%になります。

 

過去の累積の運用益は+56.6兆円なのでトータルではプラスです。

 

 どんな投資にも言えることですが、勝ち続けることはできません。

 

目先の損得をあまり意識せず、長期的に見ていきましょう。